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心に触れる「色彩セミナー」を開催しました♪

心に触れる「色彩セミナー」を開催しました♪

 

当社は、このたび健康優良法人に3期連続で認定されました。社員の健康と働きやすい環境づくりに取り組んできた結果が評価され、大変嬉しく思います。健康経営の一環として、年に数回外部講師をお招きして健康に関するセミナーを開催しています。働くうえで心の健康は非常に重要な要素であることから、メンタルヘルスに関するセミナーも定期的に行っています。

 

先日、今までとは少し変わった視点で、日本こども色彩協会の本田先生をお招きし、「色彩を通じた自己理解と他者理解」をテーマにしたセミナーをおこなっていただきました。

 

 

背景

 

当社は通販業を営んでおり、デザインに詳しい社員が多く在籍しています。商品ページの画像作成やマーケティングにおいて、色の持つ影響力を日頃から意識している社員も多いです。しかし、在宅勤務が主流となったことで、社員同士のコミュニケーションが希薄になりがちで、対面でのやりとりが減ったことでお互いの考えや感情を理解する機会が少なくなっていました。

そのため、今回のセミナーでは、単なる色彩の知識ではなく、色を通じて「心の中、潜在意識」を知り、互いの理解を深めることを目的としました。

 

色で表す心の内面

 

今回のセミナーでは、言葉では表現しにくい心の内側を色彩カードを使って表現しました。参加者は「今日の気持ちを48色の中から選ぶとしたら?」「誇らしい、可愛いといった感情を色にすると?」といったワークを通じて、それぞれの心の色を可視化しました。

 

 

通販業を営む当社では、デザインに詳しい社員が多く、日頃から色の使い方に敏感です。しかし、今回のセミナーでは、カラーマーケティングのような理論とは異なり、色を通じて「自分や他者のココロ」を知ることが目的でした。

楽しいワークを通じて、自分の無意識の感情が色として表れることに驚く社員も多く、改めて色が持つ心理的な影響力を実感する機会となりました。

 

色の違いから生まれる気づき

 

例えば「甘い」という形容詞を聞いて、みなさんはどのような色を思い浮かべますか?

「甘い」という言葉ひとつをとっても、ある人はクリーム色を、またある人は紅色を選びました。普段当たり前に使っている言葉でも、感じ方やイメージは人それぞれ異なることに気づかされました。

また、「誇らしい、という言葉を表す色」として鮮やかなレモン色を選ぶ人もいれば、黒を選ぶ人もおり、同じ言葉でも色のイメージが大きく異なることが分かってみんなすごく驚いていました。

その色を選んだ理由にもそれぞれの思いがこもっていて、この違いを知ることで、相手の考え方や感覚をより深く理解し、親近感が増すきっかけになりました。

 

あっという間の楽しい時間

 

セミナーは終始和やかな雰囲気で進み、在宅勤務で普段あまり話す機会のない社員同士も、色を通じた対話を楽しんでいました。参加者からは「新しい視点で色を見ることができた」「自分の内面を知る良い機会だった」「色を通して他の社員の考え方を知ることができ、より親しみを感じた」といった声が上がりました。

 

今回のセミナーを通じて、色が持つ力を再認識し、社内のコミュニケーションを深める貴重な機会となりました。これからも、社員の心と身体の健康を大切にしながら、より良い職場環境を作っていきたいと思います。