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WHOも認めるツボの効果

WHOも認める体にあるツボの効果

 

「ツボ」は一般に、人体に存在する特定の点を指し、鍼灸やマッサージ、気功などで用いられるものです。
ツボは経穴(けいけつ)とも呼ばれ、東洋医学では、気(エネルギー)が通る経路である経絡(けいらく)に沿って配置されていると考えられています。

 

ツボの刺激は、次のような目的で行われます:

健康の促進:気や血液の循環を良くするため。
症状の緩和:例えば、頭痛や肩こり、ストレス、消化不良などに対応する。
リラクゼーション:心身のリラックスを促す。
病気予防:免疫力を高めると言われています。

 

 

 

有名なツボの例


・合谷(ごうこく):手の甲、親指と人差し指の付け根にあるツボで、頭痛や肩こりの緩和に役立つとされます。
・足三里(あしさんり):膝の外側にあるツボで、胃腸の働きを助けると言われています。
・百会(ひゃくえ):頭頂部にあり、精神を落ち着ける効果があるとされています。

 


世界保健機関(WHO)は、鍼灸(針や灸を用いた治療法)の有効性に関する報告を行い、特定の症状や病気に対する効果を認めています。
ツボは鍼灸で刺激される重要なポイントであるため、間接的にその存在と効果が認められた形といえます。

 

WHOによる鍼灸の評価
WHOは1991年に「標準経穴部位(ツボの位置)」を定義するガイドラインを発行し、361の主要なツボの位置を公式に認定しました。
また、2002年には鍼灸が有効であるとされる疾患・症状リストを公開しています。

 

この中には、以下のようなものが含まれています:

 

効果が明確または有効性が示唆されている症状や病気:

 

頭痛(片頭痛を含む)
関節炎や腰痛
アレルギー性鼻炎
神経痛や筋肉痛

 

鍼灸の適応が可能とされる症状や病気:

 

不眠症
ストレス関連障害
消化器疾患(胃痛や便秘など)
月経痛や更年期症状
ツボの効果についての具体的な科学的知見
近年の研究では、ツボの刺激が以下のような効果をもたらす可能性が示されています:

 

神経系の調整:

 

ツボ刺激が中枢神経系に影響を与え、痛みを軽減する作用があるとされます。
血液循環の改善:
ツボを押すことで局所的な血流が増加する。


内分泌系の調整:


ツボ刺激によってホルモン分泌のバランスが整えられる可能性がある。

 

※但し、WHOの立場では、ツボを含む鍼灸療法が科学的に裏付けられた効果を持つ一方で、適切な施術者による安全な実施が重要であるとされています。
また、全ての疾患に万能ではないことも認識されています。

 

ツボとお灸の関連効果


灸(きゅう)とツボ(経穴)は密接に関連しており、東洋医学では灸を用いて特定のツボを刺激することで健康促進や病気の治療を目指します。

灸は、乾燥したヨモギの葉(艾・もぐさ)を用いてツボを温熱で刺激する療法であり、「温灸」とも呼ばれます。

 

灸とツボの関連効果


血行促進

灸の温熱がツボを通じて血流を改善し、体内の「気血(きけつ)」の循環を促進します。

これにより、冷え性や肩こり、腰痛などの症状が緩和されます。
免疫力向上

温熱刺激により体内の免疫機能が活性化されると考えられています。風邪予防や体調管理に有効です。
一部の研究では、灸が白血球の働きを高める効果があると示唆されています。


痛みの軽減

 

ツボに灸を行うと、神経系が刺激され、エンドルフィン(鎮痛効果を持つホルモン)の分泌が促進されます。
筋肉痛や神経痛、慢性的な痛みに対して効果があると言われています。


自律神経の調整

 

灸を特定のツボに用いることで、自律神経のバランスが整えられ、ストレスや不眠症の改善に役立ちます。


内臓機能の改善

 

ツボと内臓の関連性を活かし、消化器系や呼吸器系の不調を和らげる効果があります。

例えば、胃痛や便秘に効くツボを灸で温めることが一般的です。

 


代表的なツボと灸の効果


足三里(あしさんり):

 

位置:膝の外側下部
効果:胃腸の調子を整え、疲労回復や免疫力向上に効果的。
灸療法:慢性疲労や食欲不振の際によく用いられます。


関元(かんげん):

 

位置:おへそから指4本分下
効果:冷え性や月経痛、下腹部の不調に対応。
灸療法:下腹部の冷えを取り、内臓の働きを活性化。


三陰交(さんいんこう):

 

位置:内くるぶしから指4本分上の脚の内側
効果:生理痛や更年期障害、冷え性の改善に有効。
灸療法:女性の健康維持によく使われます。


百会(ひゃくえ):

 

位置:頭頂部
効果:ストレス軽減、頭痛緩和、自律神経の調整。
灸療法:精神的な緊張を和らげるために使用。

 

 


注意点
適切な施術者:灸を行う際には、経験豊富な専門家に相談することが大切です。
やけどのリスク:灸の温度が高すぎるとやけどをする恐れがありますので注意してください。
健康状態の確認:妊娠中や持病がある場合は、灸を行う前に医師に相談することが推奨されます。

 


灸とツボの活用は、正しく行えば安全で効果的な健康維持法となります。

 

 


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